過払い相続とは

過払い相続とは

相続には財産や資産などの「プラスの相続」と借金などの「マイナスの相続」があります。相続というのはこのプラスだけ相続するということはできませんので、当然プラスの相続の方がマイナスの相続より多ければ得することになります。

 

逆にマイナスの方が多ければ「相続放棄」ということができます。
プラスもマイナスも完全に放棄するということです。

 

そこで過払い相続とは、たとえば夫が亡くなった後に200万円の借金があることが発覚し、その借金も妻が相続した場合は妻が過払い金の請求をすることができます。夫が生前に何年も支払いをしていれば過払い金は結構な金額になるはずです。場合によっては元金を完済できて更に返金されることもありえます。
本来「相続債務」だったものが「相続財産」になるわけです。

 

よく夫の借金が死んだ後にわかり、生命保険料を受け取ってそのお金で借金を返済したというケースがあります。ただ、そこで終わりにせず過払い金の請求権がありますので合わせて請求した方が良いということです。

 

10年が時効

ちなみに相続する人間が複数の場合は、借金も相続割合に応じて分割されます。

 

その場合の過払い金の請求は分割された分の借金のみの過払い請求をするか、他の相続人から債権を譲渡していただいてまとめて請求するかになります。

 

もし過去に借金を相続したけど過払い金の請求はしていないという方は、最後に支払をした日から10年が時効ですから間に合うなら過払い金の請求も検討してみてはいかがでしょうか。